秋の夜長にゲーム三昧

定年退職後にゲーム漬け生活を夢見ている老人のゲーム備忘録

シロナガス島への帰還 steam

評判良く価格も安かったので随分前に買っておりまして、そのまま1年以上経ったような気もしたので夏休みにやってみましたシロナガス。本当はSwitch版買ってからやってみたかったんですが、もう詰みすぎてもやらんなあと思いましてね。

 

で、終わりました。総プレイ時間は10時間くらい?そんなに長くはなかったですね。その辺は値段なりかなと。

でも内容は確かに良かった。評判高いのも頷けるというもの。何より1番評価したい点がテンポの良さ。ボリュームは確かに控えめですが、いわゆるアドベンチャーやらノベルゲームにある日常パートがほぼ無いので、とにかく話の展開が早い、サクサク進んでどんどん話にのめり込んでいけました。サスペンスホラー系なのでどんどん人が死ぬ死ぬ。謎解き要素もあるので探偵物が好きな自分にはジャストフィット。

逆に日常パートが少ない事で各キャラの掘り下げもまた少なく、その分キャラへの感情移入は薄い感もありますが、強いて言えばそのくらい。キャラ個性は強く声優さんの演技もあってがっつり印象に残されているので、この辺はバランスがうまいのかも。

蛇足間のあるエキストラシナリオを読めばまあ、あんまり日常パートはなくても良かったんだ感は強まるので、マイナスというほどのマイナスでは無いかもしれません。

 

そんなわけでやってみてよかったシロナガス島でした。今時のゲームはやろうとしたら数十時間がザラなので、ちょうど良い感がほんと良かった。

 

でも、何だろうこの微妙な感覚。本編は面白かったのに、その後のエキストラシナリオの方向性がホラーというよりオカルト過ぎるというか上述のように蛇足というか、なんか本編の感動が薄まった状態でこの文章を書いているので、何とも締まらない感じ。多分、よくあるファンディスク的ゲームを同時発売するとこんな印象になるのかもしれない。違うかも。